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    アリペイが春節に「ARお年玉」導入、ポケモンGo風の体験へ

    アリペイ(Alipay)が春節(旧正月)に向け、位置情報サービスとAR(拡張現実)技術を融合した「ARお年玉」機能を発表。スマートフォン上のカメラで現実空間をスキャンし、宝探し感覚でお年玉(紅包)を送り合うデジタルな新文化とマーケティング活用を詳しく解説します。

    アリペイ(Alipay)の「ARお年玉」機能の操作デモ画面
    アリペイ(Alipay)の「ARお年玉」機能の操作デモ画面

    中国モバイル決済大手の「アリペイ(Alipay / 支付宝)」は2016年12月21日、北京市内でメディア交流会を開催し、2017年の春節(旧正月、2017年は1月28日)に向けた新たなキャンペーン機能「ARお年玉(AR紅包)」を発表した。

    同機能は、同年夏に世界中で大ヒットを記録したモバイルゲーム『ポケモンGO(Pokémon GO)』のように、スマートフォンのGPSによる位置情報とAR(拡張現実)カメラ技術を組み合わせた、これまでにないお年玉のやり取りを実現する。人々の帰省や集まりにおいて、対面での交流やゲーム感覚でのエンゲージメントを促進する狙いがある。

    「位置情報」と「画像認識」による宝探しゲーム

    「ARお年玉」を受け渡し・獲得するためには、「LBS(位置情報サービス)」と「ARスキャン」という2つのステップをクリアする必要がある。

    具体的な遊び方は以下の通りだ。

    1. お年玉を「隠す」側:ユーザーはオフィスや自宅などの任意の場所でアリペイアプリを起動し、周囲の静止物(デスクの花瓶や壁の時計など)をターゲットとしてカメラでスキャンし、デジタルお年玉を設定する。
    2. お年玉を「探す」側:お年玉が隠されると、手がかりとなる画像が家族や友人のチャット画面に送られる。受信者はその場所に足を運び、手がかり画像と同じ物体をアプリのARカメラでスキャンすることで、お年玉(キャッシュ)を獲得できる。

    企業のOMOマーケティングツールとしての活用

    この仕組みは、ユーザー個人間のエンタメツールとしての利用にとどまらず、ブランドや店舗(加盟店)にとっても強力なO2O(OMO)マーケティング手段となる。

    企業は春節期間中、自社の実店舗や特定のランドマーク、あるいは自社ロゴマークなどを「お年玉の隠し場所」として指定することができる。ユーザーを店舗へリアルに誘導する(ストアトラフィックの向上)とともに、ARスキャンを通じてブランド認知を高める画期的なデジタルキャンペーン施策として、多くの業界関係者から高い注目を集めている。

    情報源:京華時報

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